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検査部

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各検査部門のご紹介

微生物検査室
<グラム染色>

グラム染色は細菌検査塗抹鏡検で、最も一般的に用いられる方法です。
安価な上、手技が簡単であり、塗抹、染色、乾燥、鏡検が5分間程度で行え、迅速性に優れています。広範囲な菌種への対応が可能で、菌の形態、培養・同定検査の方向付けなどに用いられる他、炎症細胞や細胞成分などから、診断的価値の高い情報が得られ、微生物検査として必要不可欠です。

<一般培養検査>

患者から採取した材料を、必要に応じて様々な培地に塗布し、35℃のインキュベーターで一晩培養後、培地上に出現したコロニーについて、同定、感受性検査を行います。

<同定検査>

培地上に出現したコロニーについて、自動分析器を用いて菌名を決定します。近年では、タンパク質やペプチドなどの分子の重さ(質量)を計る「質量分析(Mass Spectrometry)」が微生物の同定に応用されています。しかし、自動分析器で同定された菌名は正確ではないこともあるため、コロニーの色調、生化学的性状などと合わせて総合的に判断して報告します。

<感受性検査>

同定された細菌を(段階的に希釈された)抗生物質入りの培地で培養し、それぞれの薬剤について細菌の発育の有無を調べ、その抗生物質がその細菌に効いているのかどうかを検査します。

<迅速抗原検査>

培養検査は時間がかかるということから、迅速抗原検査のキットが開発されてきました。この検査は、検査室に検体が届いてから数分~数十分程度で診断ができるということから、多くの細菌・ウイルスの検査キットがあります。ウイルスなどで、培養できない病原体についても、迅速な検査法として利用されています。